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さらなるレベルアップのため、仕事のミスを正しく分析するコツとは?

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2014.09.18

己の失敗を記録する「失敗ノート」のススメ

仕事で失敗すると悔しい。とてつもなく悔しい。単純に自分が悔しいだけでなく、失敗の結果として誰かに迷惑がかかれば、胃が締め付けられるほどつらい。もう仕事なんてやめたくなる。でもやめるわけにはいけないから、失敗とは正しく向き合っていきましょう。

私の同僚にとてつもなく仕事のできる人がいるのですが、彼は自分の失敗をまとめて記録し、後学の材料とする「失敗ノート」を持ち歩いています。これは素晴らしい取り組みです。私も彼に触発されて、最近ようやく始めました。

失敗ノートに書く内容は単純明快で、自分が過去に失敗した事柄や悔しい思いをしたこと、後悔したことなどをひたすら書き溜めます。表現にこだわる必要はありません。純然たる事実を箇条書きにするイメージです。

ただ、それだけでは失敗ノートの存在意義がなく、ただの恥ずかしい独り言に終わります。重要なのは、次回以降に同じ仕事を任された際、どうすれば失敗しないか、自身が思いつく限りの改善方法や、あるいは上司から受けた叱責やアドバイスなどを適宜、書き加えていきます

成功するにあたって、現時点で足りないものは?

自分の失敗をノート形式で記録すると、忘れることがありません。過去の記録を見れば、物事の成功をつかむにあたって現時点で自分に足りないものは何かということが見えてきます。足りないものとは、具体的に目に見えるものばかりであるとは限りません。例えば、時間が解決してくれる問題もあります。他の誰かとプロジェクトを組んでいる場合などは、相手の反応を待つ時間が大切であったりもします。

単純に自分の能力や努力が足りないのであれば、それらを高めるためにどうすればいいかを考える。ただひたすらに時間を掛けるのではなく、良い結果を導き出すための正しい努力をする。そのために、書籍を参考にしたり、実際に成功をつかみ取った人たちのアドバイスを参考にしたり、そういう地道な作業の積み重ねが大事です。これが大人にとって必要な「勉強」なので、勉強が済んだらあとはひたすら実践あるのみ。

努力や時間、あるいは自分に出資可能な範囲のお金で解決できる問題であれば、是が非でも解決させましょう。自分の夢や目標を実現するために。

足りないものを補えなければどうすべきか?

失敗ノートを読み返しても、成功へ向けて自分に欠けているものが「調達可能なもの」ばかりであるとは限りません。現実的には、すぐに調達することが難しい場合が多いです。目標の達成がすぐには難しいと判断できたら、まずはやり方を変えてみましょう。ゴールは変えずに、努力のスタート地点だけを変えるのです。

バカみたいな例え話で恐縮ですが、分かりやすいと思うので一つ挙げましょう。

漫画家になりたいと考えている男性Aのお話です。彼は、売れる漫画を描くにはまず、たくさんの漫画を読まなければならないと考え、実践しました。最近では「ツタヤ」などでコミックレンタルが実施されていますので、漫画をたくさん読むこと自体は難しくありません。たくさんの漫画を読むこと、これがAさんにとって努力のスタートラインだったのですが、なかなかうまくいきません。ある時にAさんは、漫画をただ読んでいるだけではだめだ、ということに気づきます。だから、漫画家になるという目標(ゴール)は変えずに、努力の方法を改めたのです。

漫画を描くには、まず絵を上達させなければなりません。これは当然のことです。だからこそAさんは、たくさんの絵を描いて練習しました。漫画イラスト向けの技法書から、やや専門的な人体・背景デッサンの専門書なども数冊買い、それをもとにひたすら練習を重ねました。漫画をただ読むことに比べ、実際に自分が描いてみるという行為には非常な苦労を伴いましたが、その甲斐あってAさんの描く漫画はメキメキレベルアップしました。

以上は、努力のやり方を変えることで目標を達成する、ということの例です。非常に難しく根気のいることですが、結局のところ人より一歩上の成功をつかみたければ、なかなか他人が背負いたがらないような苦労を背負い、辛い作業に耐えるしかないのです。

それで、努力しても努力しても目標に届かず、もう限界だと感じた時にはどうすべきか。私は思い切ってゴールを変えてみるべきだと思います。どうしてもやむをえない問題として、人には得意な分野と苦手な分野があります。下手の横好きという言葉がありますが、自分がいくら尊大な目標を掲げても、その到達点まで努力でカバーすることができないのなら、思い切って目標を変えた方が、結局のところ自分が幸せになれます。

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