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絶対に触れてはいけない?営業トークの三大タブー

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2014.08.16

雑談は営業の華。それが営業トークに関して、入社直後に営業の先輩から教わったことの一つだ。仕事以外の話で二時間客先で話すことができたら営業としては一人前だと言われた。勿論それはつまらない話をダラダラしろという事ではなく、お客様を楽しませろという事だ。

それともう一つ教わった事がある。それは、楽しませる事とは全く逆の事、営業先で絶対に話題にしてはいけない三大タブーだった。

具体的には以下の三点である。

①政治の話題
②宗教の話題
③プロ野球の話題

私はどれもあまり気にして話したことが無かった。

まず政治の話題だが、これは年配の方程好む話題だと思っていた。しかし、良く考えれば野党を支持するか、与党を支持するかで大きく立場は変わってしまうし、対する心情は推し測れるものではない。

時事問題に大きく関わることであるから、この点に一切触れられないというのは大きい痛手である気がする。営業マンにありがちなのが「私はしっかり新聞を読んでる人間ですよー」というアピールだ。

それでもこの話題は避けるべきであると先輩は言った。何年かの営業経験を経て、私もそう実感するようになった。政治の話題の根底にあるのは「視点の正しさ」である。つまり、「私が見ている事の正しさ」である。

この正しさというのは、人間の中でも頑固な感情である。一言で言えばムキになりやすいのだ。そしてムキになった人間ほど冷めにくく頑ななものはない。

「アベノミクスってすごいですよね」なんて言葉は禁句中の禁句だ。どちらの立場にしろ、話題の主導権は失われ、あなたの営業成果は遠のくだろう。

続いて宗教の問題。我が家には神棚と仏壇があるし、クリスマスは皆で祝う。多くの日本人にとって、宗教とはミックスされた普遍的なものだ。特別なものではない。本当の意味で無宗教という人もあまりいないだろうが、篤い信仰心や拠り所になるには少し日常的になり過ぎているかもしれない。

だからこそ、つい口をついて宗教に言及してしまうことがある。それは意図の有る無しに関わらず、信仰心を逆なでする場合があるのだ。軽んじられていると相手に思われてしまう。

信仰心は、そのままその人の主義や信条に直結している場合が多い。それはプライドと言えるものだ。そんな場所は、手垢の付いた手で触るべきではない。何しろ、宗教と心は密接であるため、デリケートなのだ。自分にとって身近でなくとも、敬意を払うにこしたことはない。

また、そのお客様の宗旨が明らかな状態でも、いい加減な知識では話題にしない方が無難だ。藪蛇の可能性が高い。

最後にプロ野球の場合だ。プロ野球こそ、男性が好みそうな話題であるし、きっと多くの場合は話題として盛り上がるだろう。スポーツに起因する話題(オリンピックやW杯がその最たるものだろう)は、何より感動の共有という要素がある。

しかし、プロ野球の話題はダメだ。例えば熱狂的な某虎球団ファンの社長が、某スター球団ファンの営業マンから商品を買うだろうか。結局は、買うかもしれないし、買わないかもしれない。それでも買わない方向に補正が掛かる可能性もある。見極めが必要だ。

また、同じ球団のファンであってもできるだけ避けるべきだ。ファンの心理は複雑で「自分が一番球団を理解している」という自負は、皆が持っているところだろう。

そこには「絶対に相手より自分の方が知っている」というプライドが絡んでくる。対応を間違えると、火にガソリンを注ぐような事態になるかもしれない。

仕事とはいえ人間。感情は切って離せるものではない。うまく対応できる自信が無いのなら、「寝た子は起こすな」「さわらぬ神に祟りなし」である。

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