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「観る」「聴く」をフル回転させて代替不可能な人財になろう

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2014.02.23

大企業でも銀行でも簡単に倒産してしまうようになった現代、日本の伝統とも言えた終身雇用制が崩壊してから随分と長い年月が経過しています。

例えどんなに良い会社に入社しようと、いつリストラされたり会社が倒産するか分からないこの時代のビジネスマンに求められているのは、誰にでも出来る仕事しか出来ない代替可能要員ではなく、代替不可能な人財になることです。

しかし、代替不可能な人財になるといっても大分漠然とした話ですよね。会社の倒産やリストラは珍しいもの。自分とは直接関係ないと楽観的になってしまうのもまた日本人の人間性というものですが、しかしだからといって誰にでも出来るような仕事をしていても未来はありません。

具体的には、いつ後輩の新入社員が貴方のポストを奪うかも分かりませんし、昇給や人事考課、ボーナスの査定なども芳しくなくなってしまうのは目に見えているのです。

代替不可能な人財とはどんなものなのか、代替不可能な人財になるには何に気をつければ良いのかを皆さんにお伝えします。

代替可能、不可能な人とは

企業の中にあって、多くのビジネスマンは部署ごとに同じような仕事をしています。小さな会社であれば一人で幾つもの仕事を兼任していたりもしますが、基本的には人事異動があるまで営業は営業、広報は広報、経理は経理の仕事をする訳です。

会社にはそれぞれの新人教育マニュアルや方針というものがありますので、新入社員のスタートダッシュだけで見れば大した能力差は付きません。しかし、その後の仕事ぶりや研鑽によって、大きく会社への貢献度が変わってくるのです。

極端な話になってしまいますが、会社に対して「働かせていただいている、給料は支払っていただいている」のが代替可能な社員というものです。

新人であってもある程度のマニュアルや社内教育で十分前任者と同じ仕事が出来る、というのが幾らでも代わりが利くということなのです。誰でも出来るようなことなら誰がやったって構わない訳ですよね。

正社員の代わりに派遣社員やパート、アルバイトに切り替えるかもしれません。営業だって営業部署をなくして完全に営業代行などに外注してしまうようになるかもしれないのです。

代替可能な、誰でも出来るような仕事が出来ていれば良いやというのは、将来の自分の可能性を大いに狭めてしまうことにほかなりません。

一方代替不可能な人財というのは、その人でなければ出来ない、という仕事をやっている人のことです。先程の極端な例に対比させてみると、「働いてやっている、給料は当然貰っている」というふうになるでしょうか。

かなりの上から目線になってしまいましたが、代替可能な人と不可能な人にはおよそこれだけの人的資源としての価値の差が存在するのです。

営業で言えば人脈が広くこの男さえいれば売上は大丈夫だと言い切れる能力を持っている、経理のパート3人分の仕事を涼しい顔でこなすことが出来る、社内の誰よりも売れる商品を作っている、などです。

こうした、要するに他の社員よりも大きく秀でた能力を持っている社員というのは、人材ではなく人財といって良い価値を持っています。もしも貴方がこのような社員であれば、会社内での地位が安定することに加えて、今よりも給与や待遇も良くなっているのは想像に難くないですよね。

代替不可能な人財を生み出す「観る」と「聴く」

そんな人財になるためには、何よりも普段から仕事のプラスになるようなことを習慣的に行なう癖がついていなければいけません。仕事というのはただ漫然と作業を行なうのではなく、上司の裁量の下、自分の頭で考えながら行っていく必要があります。

日々似たような仕事に思考停止してしまわないように、「観る」と「聴く」という二つの意識をフル回転させましょう。

「観る」「聴く」というのは、周囲に興味を持ち、常に何か良いもの変わったもの、面白いものがないかを探しつづける観察力のことです。何事にも興味がない人は、成長することはありません。

日常の隙間にあるほんのちょっとしたところから仕事の発想を得たり、気分転換をしたり物事の切り口を増やしたりすることが出来ないと、代替不可能な人財にはなれないのです。

「観る」というのは、自分の周囲を良く観察するということです。何も考えずに視線を彷徨わせていても建設的なものは何一つ見つかりません。視界に入っているものを観察し、疑問があればそれを考え解消する。そうしたロジカルな動きと好奇心こそが仕事の上達につながります。

「聴く」という漢字は目と耳と心という文字で出来ていますよね。誰かから話を聞くとき、きちんと相手を目で見て耳で聞いて、何か良い物事はないかと心で考える。そうした注意深さや思慮深さを持つことで、新しいアイディアや今よりも効率のよい仕事のやり方を見つけることが出来るのです。

この二つを意識して、代替不可能な人財になりましょう。

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