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コミュニケーションが鍵となる職場、そのスキルを向上させる秘訣は?

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2014.02.05

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コミュニケーションのコツは、要するに「沈黙」と「発言」のバランスだと思います。あらゆるビジネスシーンにおいて、コミュニケーションというツールはなくてはならないものですが、私の経験則を語れば、重要なのは「発言」よりも「沈黙」です。

古代ギリシャの哲学者だったでしょうか。「沈黙は金、雄弁は銀」という言葉を遺した人がいますが、これは本当に心理をついた名言ですね。だいたい、名言というものには普遍性があるからこそ多くの人の胸にすとんと落ちるのですが、この言葉は何千年という時を超えてなお、現代の社会にあてはめられます。

皆さんは意識してみたことがありますか?だいたいにおいて、話がうまい人というのは、他人の話を聞くこともまた上手なものです。ある程度の長い時間をかけてじっくりと他人の話に耳を傾け続け、その過程で養った経験値があるからこそ、いざ自分が他人から意見を求められて発言する立場になっても、多くの人の心を打つことができるのでしょう。

他人の話、とりわけ自分から見て目上の立場にある人の話を拝聴することで、自分が経験できていない範囲の知識や体験談を聞くことができます。これが自分にとっての得難い糧となり、いざ自分が意見を求められた際にも役立つのです。

他人の話を聞くことはつまり、バッテリーを充電するようなものですね。私はちょろっとだけゲームをやる人間なので、携帯ゲーム機で例え話をしましょう。

メーカーはどこのものでも良いですが、買ったばかりのゲーム機はとりあえず充電しなければ使えないでしょう?それとおなじことなのです。十分な知識が自分に備わっていなければ良い話を提供することができないから、知識を充電、つまり蓄えるためにこそ、まずは他人の話をしっかりと聞くことが重要です

他人の話にしっかりと耳を傾けられる人間は、職場でも信用されます。自分のことばかりしゃべって、他人の気持ちを大事にしない人に対し、重要な仕事を任せようという気分にはなかなかならないものですから。

また、漫然と他人の話を聞くだけではなく、コミュニケーションのスキルを向上させるために重要なのは、ずばり「質問力」と呼ばれるものです。質問には、心理的な理屈は抜きにして(例えば、良い質問であっても相手が答えたくない不都合な真実に触れているなど)、ある程度までしっかりとした疑問の方向性を持って相手に尋ねなければ、聞く側にも答える側にも混乱のマイナス感情をもたらします。

質問の際には、いわゆる5W1Hを意識することが重要です。この記号が分からないビジネスパーソンはあまりいないでしょうが、英単語の疑問符から抜き出された頭文字ですよね。それぞれ、誰が(Who)いつ(When)どこで(Where)誰と(Who)なぜ(Why)なにを(What)の5Wと、どのように(How)の1Hです。自分が聞きたいことを明確に決めたうえで質問をしなければ、答える方を困らせるだけに終わってしまうので、くれぐれも注意。

さらに、自分がどうしてそんな質問をするのか、という動機を合わせて説明できれば、非常に印象が良くなるでしょうね。嫌な質問を投げかけない限り。自分が誰かに質問をする際には、仕事ができる人間だと思われる必要はありません。質問の内容は拙くて良いのです。むしろ、質問が拙いほうが、相手もやる気を出して教えがいがあるのではと私は思うくらいです。

仕事ができる人が誰かに質問を投げたって、それは良闇に聞こえることもあるはず。できないことは悪いことではないので、自分の弱さやもろさを逆手にとり、ビジネスの難所を乗り切るための武器として活用していきましょう。

質問力の話をすれば、他人の話を真摯な態度で聞くことがどれほど重要か、分かっていただけたのではないでしょうか。そもそも、今あなたが憧れている「仕事のできる誰か」が、どうして仕事ができる人なのか、考えてみたことがありますか。

悩むまでもなく、答えは導き出せます。あなたが憧れているその人も、かつては新入社員として右も左も分からないまま社会の荒波に放り出されて、仕事ができないならできないなりに色々な苦労を重ね、現在のポジションをつかみ取ったのです。

色々な苦労の中にはもちろん、他人の話にじっくりと耳を傾けること、という項目が含まれているのです。聞き上手なビジネスパーソンはすなわち、職場で重宝される人です。皆さんも、コミュニケーションスキルの向上に努めてください。

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