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「無礼講」に惑わされないビジネスマンの飲み会マナー

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2014.03.04

社会人として生活していると、生活の節々で飲み会というものが開催されます。同僚同士で仕事の愚痴や将来の展望を交わしたり、久方ぶりに会った気のおけない友人と飲みにいったりする訳ですが、この飲み会の中には恐ろしい魔物が潜んでいます。

その魔物の名前が「無礼講」です。上司部下ということを考えず、この席を大いに楽しみなさいという場面で使われる言葉なのですが、この言葉が使われるのは上司在籍の会社の飲み会と相場が決まっています。

お酒は理性を緩めてしまうもの。ついつい「無礼講」の言葉に従って、羽目をはずしすぎてしまった経験を持っている方も多いのではないでしょうか。

実はこの上司から与えられる「無礼講」の言葉に惑わされると、将来の昇進に響くような大失敗に繋がってしまう可能性もあるのです。安易な言葉に惑わされてしまわないよう、ビジネスマンの飲み会マナーを知っておきましょう。

上司がいる飲み会は、プライベートではない

当たり前のことですが、会社の上司がいる飲み会はプライベートな友人や恋人と行う飲み会とは全く種類が違うものです。しかし、お酒が入ったことによってそのことをあっさり忘れてしまう、気にせずにただその場を楽しんでしまうという人もいるのです。

どんな状況であれ同じ会社の上司と部下。普段からその相手と特別仲が良い場合でもない限り公私の別はしっかりと分けましょう。

飲み会はある種の査定の場

そんなことを言われても、お酒を飲むとつい楽しくなってしまうから……という方には、飲み会はある酒の査定の場である、ということをお伝えします。仕事をしている訳ではなくとも、いえ、仕事と直接の関係がない場所だからこそそこでの振る舞いは上司に見定められているのです。

アルコールは理性を緩めます。普段おとなしい人がもの凄く笑い上戸だったり、会社では紳士的な人が酒乱だったりするのです。理性が緩んでいるということは、よりその人の本質が分かりやすく表に出てしまっているということ。

上司としては、飲み会というのは普段仕事でしか関わりのない部下の内面や実際のところを判断するのには丁度良い場所なのです。

同じくらい仕事が出来る人間が二人いて、片方は特に問題もなく飲み会を楽しみ、片方は一端お酒が入ると手が付けられなくなるくらい好き放題会社や上司の悪口を言う人だとしましょう。

この二人の飲み会での様子を見た上司は、一体どちらを昇進させるに足ると思うでしょうか。もしも昇進のポストが一つしかなければ、問題のない方を昇進させるでしょう。

お酒の場での失敗ややりすぎは、本人には悪気や記憶がなくとも周囲の人の記憶にはずっと残るのです。

知っておきたいビジネスマンの飲み会マナー

ビジネスが絡んだ飲み会の席で羽目をはずすのがいかに危険な行為か分かっていただいたところで、飲み会を上手く利用することを考えていきましょう。

アルコールが入り理性が緩みやすくなってしまう飲み会は、逆に言えばそんな場でもしっかりしている自分をアピールする絶好のチャンスなのです。

とはいえ、何か大それた特技を披露しなければならない、という訳ではありません。飲み会が苦手な方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、社会人として知っておくべき飲み会マナーを幾つか抑えておきましょう。

上座と下座を理解しよう

上座、下座という言葉を聞いたことはありますでしょうか。日本には独特の作法というものがあり、簡単に言うと身分の高い人が上座に、そうでない人は下座に座るという決まりがあるのです。

間違って上司を下座に座らせ、自分が堂々と上座に座ったりすると、それだけ「常識知らず」の烙印を押されてしまう可能性もありますので注意しましょう。

細かいマナーはさておいて、上座は基本的に入り口から最も遠い席です。お座敷などであれば一番奥の席ということになりますね。

その他、床の間がある和風の場所では床の間の前が上座になったりもします。わからない場合は、それとなく同僚や上司に上座がどこか尋ねて見ると良いでしょう。

上司や同僚に気遣いを忘れない

食事場所での行儀作法というのは、真剣に考え出すとキリがない程あります。また、付け焼き刃で行うと見苦しいものになってしまう場合もあります。

自分をアピールするチャンスとはいえ、殆ど全員がお酒の入っている飲み会の席ですから一事が万事細かなマナーを守らなければならない、と凝り固まる必要はありません。飲み会の席で気をつけておくべきこと、最も重要なのは周囲の人への気遣いを忘れないということなのです。

お酒が進んでいるのかどうか観察し、減っていればビールを注ぎついでに上司や普段関わりのない同僚と話をするチャンスになります。お皿を取り替えたり細々と気を使っていれば、きちんと見ている人は貴方を見て評価してくれるのです。

楽しむことは忘れずに、しかし羽目を外し過ぎないのが大人の飲み会マナーです。

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