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覚えておきたいビジネス用語-ぺンディング

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2014.07.18

ペンディングという言葉をよく耳にする。個人的には、ビジネスマンが得意気に使いたがるビジネス用語ベスト5に入る言葉だ。(他にはアサイン、ベンダー、アジェンダなどが入る)

「Aくん、ペンディングになっていた件の進捗はどうかね」
「一旦ペンディングとします」
「議論が白熱したためペンディングとなりました」

こんな具合に、そこら中の営業会議で「ペンディング」という言葉は飛び交っている。まてまて。そこの君。報告を聞きながら頷いているが、本当に意味が分かっているのか。適当に合わせているだけではないのか。

そもそも「ペンディング」とはどういう意味の言葉なのか。語感からするとスマートな感じがして、ビジネスに重要不可欠な要綱であり、オシャレにも聞こえるが、実際の意味は「保留」というだけでしかない。

つまり「ペンディング」とは、使う場面によっては「結論が出ないまんま中途半端に先送り中、このままでは尻切れトンボになっちゃうぞ」という意味で有りうるのだ。中途半端が一番怖い。人間は都合の悪いことは、整理して忘れてしまう事が多いのだ。

私が最も気になるのは、耳触りのいい言葉に置き換えることで、本質を見えにくくしていないだろうか、という事である。

製品に対してペンディングになっている項目があったとして、そのままペンディングのまま客先納品まで進行してしまったら、大きなトラブルになりうる。信用を失うような出来事と言えるだろう。

「前回ペンディングになった件ですが、根が深い問題であり現在調査中です。目処が立ち次第、次のステップへ進みたいと考えています」という報告は「あの都合悪い件、何も進んでないっす。糸口もないっす。時間が解決してくれたら良いなぁ」という意味だ。

使われる場面によって微妙なニュアンスはあるが、基本的にしたり顔でこんなこと言うやつがいたら、それは言いたいだけなのだ。そう思ってもらって構わない。

いや、勿論使うこと自体は悪いことではない。ただ、その言葉を言うだけで終わってしまってはいけない。責任は取ろうという話だ。

つまりは、都合の悪いことを包んでしまう便利な言葉だからこそ、使い勝手が良く、ついつい口に出してしまう。周りも納得をしてしまう。日本語で行け、日本語で。着飾るな。

自分の言葉で正直に話せばいい。不味いことはマズイ。判断できない事は、私はこう考えますがどうしましょ?それでいいんだ。万事素直な言葉で行けばいい。

腹芸は時には大事だが、言葉を着飾ることは駆け引きでもなんでもない。はったりにもならない。言った言葉には責任を持つのが社会人の基本。本質を曖昧にせず、会話をしていく事が一番大事だ。

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