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これでいいのか?アルバイトで真面目に働くヤツは馬鹿だという風潮

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2014.02.27

学生やフリーターなど、アルバイトという立場で仕事をしている方。主に若い人からよく聞く意見として、「アルバイトという立場で一生懸命仕事をしている人は、馬鹿だ」という言葉があります。

どうも、どれだけ頑張ろうがどれだけ手を抜こうが、同じような給料しかもらえないのならば、「手を抜く方が賢い」と考える風潮のようです。何故、彼らはそのような考えになるのか、その背景にはどのようなものがあるのか、を考えてみたいと思います。

彼らの意見をまとめるとこうなる!


ではまず最初に、彼らの本音を聞いてみましょう。今回、協力してくれたのは、いずれも20代前半から30代前半の男性です。学生が7割、フリーターが3割といったところでしょうか。彼らは全員、時給という単位で働いています。

時給というのは、ある意味非常に不平等なシステムですよね。能力が高い人間ほど損をするシステムになっているわけですから。彼らの意見は結局のところ、そこなのです。

「俺は、全力で仕事をすれば、もっともっと仕事はできる!でもそれをやったところで、もらえる金は変わらない。ならば…やらない」ほとんどの方がそう思っています。

つまり、誰もが「自分は出来る人間」と思い込んでいる節があるのです。これはちょっとおこがましいのでは?と個人的には感じましたが、そう思っていることは間違いないようです。こういう方々の声を聞いていると、「日本人は勤勉で、働き者!」なんて言葉はもう通用しないのでは?と思ってしまいそうですね。

社会人になったら本気を出します!

彼らのほとんどがこう言います。「社会人になったら本気で頑張る!」一応、アルバイトと社員の厳しさの違いくらいは理解をしているようです。

しかし!ですよ。今まで手を抜きまくっていた方が、いきなり頑張れるものなのでしょうか?また、頑張ったとして、それが自分が思っているほど周囲に評価されなかった時、
彼らは頑張り続けられるのでしょうか?その辺は、相当疑問だと思いますよ。

さて、彼らが社会人になると時給ではなく月給という制度に変わります。月給というのは当然、固定給です。時給であろうと固定給であろうと、結局、仕事が出来ようが出来まいがもらえる金額は一緒です。

最初のうちは…という意味ですが

これでやる気が出るのでしょうか?学生の何人かは「社会人になると、仕事出来る人間は昇給する」と言っていましたが、そのような企業は少数ですよ。ほとんどの企業が、「◯年務めるごとに◯円、基本給が上がる」というシステムです。

実際のところ、役職がつかない限り、全員同じような給料をもらうのです。これは結局のところ振り出しに戻るような気がしてなりません。「頑張っても、頑張らなくても給料は同じ!
ならば…やらない!」です。

社会人になると、むしろ時給は下がることが多い

これはブラック企業の典型です。長時間の拘束にも関わらず、薄給の企業は少なくありません。サービス残業なんて言葉は当たり前すぎて、誰も口にしないほどです。そのような経験をしたことのない方には理解できないでしょうが、当たり前のように一日の労働時間が12時間を超えます(笑)。

そして週休二日のはずだったのが、月の休みが二日になります。さぁ、そうなってくると、たとえある程度の給料をもらっていたとしても
時給にするととんでもない金額になってくるのです。

以前、私は職場の人間四人で、それぞれ自分の時給を計算したことがあります。私はまだマシでした。1200円くらいでしたからね。悲惨だったのは、当時のナンバー2の同僚です。700円をきっていました…(笑)。

頑張れる人間はどんな環境でも全力で頑張る

ここで最初の話に戻りましょう。今回、話を聞いた学生やフリーターは、彼らが仮に社会人になったとして、「全力で頑張る!」と言っているわけですが、個人的には絶対に変わらないと思うんですよ。

「いつか本気出す!いつか本気出す!」と言いながら、いかに手を抜くかということだけを追求してしまうように、思えてなりません。

700円で働いていた同僚は、毎日15時間の労働を一生懸命やっていましたよ。現在では、彼とは職場が離れてしまいましたが、どの職場で働いていたとしても全力でやっていることは想像つきます。

もちろん、それは簡単なことではありませんし、誰にでも出来ることではありません。ただ、今の段階で頑張って働いている人を馬鹿にするような方々が、
成功するとは到底思えないのです。

もし少しでも皆さんの中に、「頑張っているヤツは馬鹿だ」というような気持があるのなら、考え直していただきたく思います。そして出来れば、一度で良いからその馬鹿な側に回ってみませんか?きっと今までとは全く違った世界が見えてくると思いますよ。

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