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昨今耳にするようになった「バーチャルオフィス」とは何か?~後編~

バーチャルオフィスのデメリット

企業・事務所のイメージは重要です。企業や事務所の所在地で企業の資金力も図る事ができるので、企業や事務所の信頼も形成するのです。

ところが、バーチャルオフィスを利用してビジネス一等地に事務所を構えて良いイメージを保っていた会社が、実はバーチャルオフィスだったという事がクライアントにばれた時は良いイメージだった分、最悪です。却って信頼を失い取引中止という場合もあったそうです。

このケースの場合、ばれた理由は固定電話にかけたのに、携帯電話の圏外アナウンスが流れた事からだそうです。このようなデメリットを解消するために、料金を出せば電話秘書代行サービスを受ける事ができます。電話代行サービスではオフィスの看板として丁寧な対応をしてもらえます。

また、郵便物・宅急便転送サービスは、転送のために郵便物・宅急便受け取りまで1日遅れてしまいます。速達郵便で、到着日についてトラブル発生の可能性が生じる事もあります。このような事の無いように、消印で締めきり日を決めると良いかもしれません。

また、会議室の時間貸しについては、いつでも利用できるとは限りません。自社の会議室ではありませんのでその点を考慮してお客様との打ち合わせの日程を決めましょう。

日本の企業はまだ古い体質が残っています。嘘や見栄を張る事は信用を失いかねません。バーチャルオフィスを使っている個人事業主は日本でもたくさんいます。起業したては、経費を削減する事が重要ですし、ネットビジネスの場合、自宅の住所や電話番号を公表する事に多くの人が不安を感じるのも当然の気持ちなのです。

ですから、バーチャルオフィスだという事をネガティブに考えず、「個人情報漏えいの不安からバーチャルオフィスを借りている」という事を堂々と取引先に公表しても信用を失う事は無いと思います。それよりも嘘や見栄を張る事の方が信頼を失います。

また、バーチャルオフィスを利用して悪徳業者が暗躍する可能性も出てくるのです。そのような事も考えて、バーチャルオフィス側も事業主の身分確認を徹底して企業内容の確認も徹底しているそうです。このような悪徳業者がいるからバーチャルオフィスにネガティブな印象があるのかもしれません。

バーチャルオフィスの正しい使い方

ここからは私の私見です。さまざまな考え方でバーチャルオフィスを利用している方がいらっしゃると思いますが、それを否定するものではありませんのでその点はご了承ください。

さて、事務所の所在地が一等地にあると企業の信用を得られるのは、一等地に賃料を払えるだけの資金力が会社にあるからなのです。それを勘違いして、事務所の住所を一等地に設けてお客さんから信頼を得るためにバーチャルオフィスを借りるのは本末転倒だと私は思います。

今は資金力が無いから会社が軌道に乗るまでバーチャルオフィスを借りているという事は何も恥ずかしい事ではありません。会社が軌道に乗ったら「いつかビジネス街の一等地に事務所を構えるぞ!」「自社ビルを持つぞ!」と夢を掲げて事業をして行くのは大きなモチベーションとなるでしょう。

ハッタリで成功する人もいるでしょうが、そういう人達はすぐにバーチャルオフィスを卒業します。すぐに利益を上げる自信があるなら見栄を張るのも経営戦略でしょう。でも、自信が無いなら、最初から正々堂々とする事が逆にその潔さが信頼となり武器になるでしょう。

短期間に利益を上げる才能が無いなら、地道に正々堂々と勝負するしかありません。それなら、バーチャルオフィスをネガティブにとらえ恥ずかしいと思わずに、プライバシーを守りたいからバーチャルオフィスを利用していると堂々と利用しましょう。家族を守るために個人情報を隠すのはNET社会から身を守る正当な権利なのです。

バーチャルオフィスである事をオープンにすれば取引先にもバーチャルオフィスのデメリットを伝えられ、取引先とトラブルが生じる可能性は低くなります。バーチャルオフィスを堂々と利用して、悪徳業者の介入を防ぎましょう。

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