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相手の欠点ばかり目に入って認められない時の対処法とは?

自分より無能な人、自分より劣っていると思う人、自分より下手な人・・・自分より下に感じる人を見るとイライラして、つい攻撃的になったり批判したくなります。それも自分はただ正当な意見を伝えているだけのつもりが周りからすればそれは怒っていると感じたり、怖い人だと思われることもあるかもしれません。

その人をどうにか認めようとしても中々認められないことってありませんか?そんな時、どうすればいいのでしょうか。

欠点ばかり見えてしまう苦しさ

イライラしている人に対応するのは骨が折れるかもしれません。やはり怒っている上司と付き合うより優しい上司と過ごす方がストレスも溜まりにくいのではないでしょうか。

ですが、欠点ばかり見えてイライラしてしまう人も苦しいと思いませんか?それはその人のせいだから自分で何とかしろといえばそれまでですが、そこで本人もどうやってそこから抜け出せばいいか分からず苦しんでいるのも事実。そしてそういう人は自分で何とかしようとして周りに助けを求めない場合、一人でその傷を癒すことになります。

なので、こういうタイプの人は定期的に一人の時間を作って自分を慰めたり癒したりする人もいます。そして、人の欠点ばかりではなくもっと良いところを見てあげようと思っても、つい欠点に目がいってしまい、それを意識しないようにすればするほどそこに意識がいってしまう。

欠点ばかり指摘されるほうも辛いですが、欠点ばかり見えてしまうほうも辛いかもしれません。どちらが辛い辛くないの度合いを比べるよりも、そもそもそれが起こらないようにどちらも対処法を考えた方がいいかもしれません。

価値観の違い

こうした意見の食い違いは相手との価値観の違いによるものがあります。たとえば仕事は雑でも良いから早く終わらせることが良いことだと思っている人と、仕事は遅くてもいいからきれいにやるべきだと思っている人は、仕事で食い違いが大きくなるでしょう。

それは仕事だけじゃなく、人間関係でもあることで、時間に遅れてもかまわない人と時間に遅れることは自分をちゃんと扱ってくれていないと思う人であれば、これまた価値観の食い違いが起こるでしょう。

そして、その相手の気持ちが分かっているとまた違うのですが、大抵相手はわがままだと思ったり、自分と合わないと上辺だけで判断するのが問題を大きくする原因でもあります。

この時間1つとっても、時間に遅れてもかまわないという人は自分の時間も誰かに管理されるのが嫌いな人もいて、自分が時間に遅れるのがかまわないから他の人も時間に遅れるのがかまわないという人、逆に時間を守るということは自分が大切にされているということだから、他の人も時間を守って周りの人を大切にしようという気持ちがあったりと、こうして人の気持ちは色々な価値感や観念によってよく分からないものになります。

褒めなくてもいいから認める

こうした価値観の違いによって、自分の中に~すべきといった観念があればあるほど受け入れられる人の幅が狭まるかもしれません。

よく、友達との付き合いでも仲が良かったのに急に喧嘩をしたり仲が悪くなるのは自分の価値感と相手の価値感が合わなくなったからではないでしょうか。そして、それが強くて多いと褒めるなんて考えられないかもしれません。

ですが、それを褒めなくてもいいから認めてあげるだけでも変わってくると思います。正しい間違っているという物差しで見るのではなく、ただ見るだけ。そしてそれをやっている相手を裁こうとしない。そうすればそのやっていることを褒めることが出来なくても見ているということで相手は認められたような気持ちになると思います。

そして、それが出来ると自分の中でも変に気持ちが湧きあがってこないので、だんだんとそれに慣れてくるとそれが当たり前になってくるでしょう。

そこに感情の動きがあると中々それは反応的で抜けませんが、ゆっくりとでもただ見ているということをするだけで、感じ方、考え方が変わってくると思います。

価値観の基準があまり高くない人はそこまで敏感に色々なことに反応することはないかもしれませんが、価値観の基準が高いと誰もイライラしないようなところでもイライラしたり怒ったりすることがあります。そんな時は、自分の中のルールの基準を下げるといいかもしれません。

どんなことがイライラに繋がるのか?それを感じるルールを高くすることが出来ないか?たとえばにやにやしている人を見てイライラしていたなら、周りにいる人全てがにやにやするまでイライラしないというルールを作れば、そのルールを意識しながら生活すればそれが当たり前になってくるかもしれません。

まずは相手を褒められなかったとしても見続けること、感情に振り回されないことをやってみるといいかもしれません。

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