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【写真説明有】空き缶で自作する超個性的な卓上スピーカー!

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2012.11.12


最近ではモバイルや携帯音楽プレーヤーなどで音楽を再生する機器が増えています。モバイルなどでスピーカーを利用するというケースも多いということから、少し個性的なスピーカーの作成方法を紹介します。簡単スピーカー作りを通して音響の楽しみを広げてみましょう!

【今回使用する材料と道具】

・アルミ缶

※ジュースのアルミ缶です。気に入っている空き缶であればスチール缶でも構いません。

・スピーカー

※スピーカーは6cm程度のものを用意しましょう。今回はPC用スピーカーを再利用しています。

・100円オーディオモノラルアンプ

※100円ショップで購入できるオーディオモノラルアンプです。ステレオアンプでも良いのですが、100円ショップのアンプは安価で簡単に購入できます。

【難易度:★★☆☆☆】

中学生の技術の時間で習うハンダ付け程度の技術があれば誰でも簡単に作成可能です。

※電子工作の自作は自己責任で行いましょう。

【アルミ缶の加工】

アルミ缶の加工には「缶切り」を使用します。ねじ式などの缶切りでは切ることかできないので“てこ式”の缶切りを用意しましょう。

アルミ缶の蓋を切り取ります。

アルミ缶は缶詰のように切り開くことを前提として作られていません。切り難いことを覚悟して作業を進めましょう。

切り始めは缶詰同様です。

※缶詰のように連続して切り続けると缶が曲がってしまいます。

少しずつ慎重に切り進めます。缶が歪まないように注意しながら作業を進めるのがポイントです。

アルミ缶から蓋を切り取ったのが上の写真です。

アルミの強度の問題で多少切り口が粗くなってしまいますが、気にせず作業を進めましょう。

切り取った蓋は鋭利な部分があり危険なので、安全に処分するようにしましょう。

切ったアルミ缶の上にスピーカーを乗せ、バランスを見ます。

スピーカーを横から見た写真です。

今回用意したスピーカーでは2mmほど大きいのですが、許容の範囲ないということから作業を継続します。

アルミ缶の切り口はスピーカーを入れるので加工する必要は無いのですが、作業中の安全を考えて突起などを削っておきましょう。

続いてアルミ缶下部に配線の通る穴を千枚通しで開けます。

アルミ缶に穴を開けるのは簡単ですが、円柱状のものに穴を開ける場合には手元が不安定なので注意が必要です。

【アンプの配線】

100円ショップで購入できるモノラルアンプは単4乾電池で動作するアンプです。

このモノラルアンプはオーディオとイヤホンジャックの中間で使用するタイプのものです。

スピーカーにはイヤホンジャックなどは付いていないので、今回は直接スピーカーにアンプを接続させます。

まず、アンプの配線を中間地点で切ります。

イヤホンジャックの付いた部分とアンプに接続した部分に分かれますが、今回はどちらの配線も使用します。

アンプを開けたのが上の写真です。

現在接続されている配線を取り除き切り取った“イヤホン端子付き配線”をハンダ付けさせるのが、これから行う作業です。

配線は赤いまるで囲んだ二つのハンダ箇所に接続されています。

予熱を十分に行ったハンダゴテを当て配線を取り除きます。

※このとき配線されている銅線の色を覚えておきましょう。今回は青い銅線が上部、色の付いていない銅線が下部に接続されていました。

切り取った銅線の被覆部分を取り除きます。

オーディオ用の配線は絶縁処理された銅線を一緒に被覆されている場合があります。今回のケーブルも単一の被覆の中に2本の銅線があります。

被覆を剥ぐと2本の銅線が現れます。

この銅線は表面に絶縁処理が行われているので、このままではハンダ付けできません。

絶縁処理の表面加工取り除く方法は…

①銅線絶縁処理を削る

②絶縁処理を燃やしてしまう

③絶縁処理を溶かす

という3つの方法があります。

今回は③の方法で絶縁処理の銅線を加工します。

表面処理を燃やしてしまうことでハンダ付け可能な状態にします。

※銅線は細く熱によって強度低下してしまうので、“軽く炙る”というのが作業のポイントです。

上の写真が表面の絶縁処理を行った銅線です。左手の青い銅線の上部が銅色になっているのが被覆が燃えてしまった証拠です。

見た目では分かりませんが、右側の銅色の部分も絶縁処理が行われているの、で同様の作業で被覆を燃やしましょう。

便利アイテム「電子工作用フラックス」

電子部品のハンダ付けを行う際に便利なアイテムが「電子工作用フラックス」です。

ハンダの流動性を増しハンダ作業を円滑にします。

イヤホンジャックの付いた配線のハンダ付けを行います。

※分解の際に確認した配線通りの配置でハンダ付けを行いましょう。

ハンダ付けは分解のときに確認した「上部が青、下部が銅色」でハンダ付けを行います。

※ハンダ付けはフラックスを使用して手早く行いましょう。

これでイヤホンジャック側の配線が完了です。

ここまでの作業は、イヤホンジャックを短くするという配線をおこなっただけというのが詳細な作業内容です。

続いてスピーカーに接続する配線のハンダ付けです。

このモノラルアンプの出力は“音声信号”と“GND”の2種類です。

出力を調べると…

右側の赤い丸が音声信号、左側の赤い丸がGND

ということが分かりました。

音声信号を青、GNDを銅色の配線に繋げます。

アンプのユニット部分のハンダ付けはこれで完了したので、ユニット部分の組立を行います。

分解と逆の手順で蓋を閉じれば良いのですが、追加した配線分の穴を開ける必要があります。

ドリルを使用して2mmの配線穴を開けます。

開けた穴にスピーカーに繋がる配線を通します。

蓋を閉じ2箇所のネジを締めます。

これでアンプユニット部分の加工は完了です。

続いて配線をスピーカー部分に繋げば完了なのですが、配線をアルミ缶に通してからハンダ付けを行う必要があります。

配線用に開けた穴に配線を通します。

作業しやすいように、配線を多く通しておきましょう。

配線の破損を防ぐ為に配線に結び目を作ります。

配線の結び目は缶の長さよりも若干長い程度が最適です。

配線のハンダ付けは…

青(音声信号)を+側、銅色(GND)を-側

に配線します。

ハンダ付けの詳細は上のように青色側を+、銅色側を-で配線します。

銅線は細くハンダが付き難いので、予熱を行いフラックスを使用しましょう。

これで配線作業は完了です。

スピーカーで蓋をするように固定させます。

スピーカーの固定にはグルーガンを使用します。

つなぎ目をグルーガンで固定させます。

今回作成したスピーカーは“密閉型”なので空気が漏れないように密閉させます。

※好みに応じて中に吸音材を詰め込むというのも面白いかもしれません。

蓋の部分を密着させたのが上の写真です。

密閉型スピーカーということから配線部分もグルーガンで密閉させます。

これで全ての作業が完了です。

【完成写真】

アンプ内蔵の卓上スピーカーの完成です。

【まとめ】

肝心の音ですが、100円アンプということもありノイジーな質感です。
ともあれ、スピーカーボックスも炭酸飲料ということもありノイジーな音も炭酸っぽいといえば炭酸のような音質です。
音質はあまり期待できないスピーカーですが、面白いスピーカーを自作したいという方は是非参考にしてみては如何でしょうか?

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