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休日DIY!1×4材で作る壁にピッタリ収まる壁収納を作ろう!『基礎編』

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2014.10.28

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はじめに

部屋を狭くしたくはないけど最低限の棚が欲しい…しかし、市販の棚で部屋にピッタリと収まるものを探すのは非常に難しいというのが現実です。そこで、簡単なDIY作業で作ることのできる棚の作り方をご紹介しましょう。

・輸入材の特長

使用する材料は1×4はホームセンターで気軽に購入できます。輸入材ということから単価も安く6フィートで1本200円程度で購入することができます。1×4や2×4などの輸入材の特長は「面取り加工が行われている」「加工が簡単」「低コスト」などの特徴を持った、DIYには欠かせない非常に便利な材料といえるでしょう。

今回使用する材料と道具

・1×4(6フィート)…16本
※ホームセンターで購入できる輸入材です。一本200円程度で購入できることから今回の材料費は3200円程度になります。

・木ダボ
※木材を合わせるために使用します。100円ショップで購入できるもので十分です。

・ドリル
※ドリルは木ダボに使用することから、木ダボに合わせたサイズのものを用意しましょう。

・ネジ
※1×4は非常に割れやすい木材であることから、木割れ防止加工のされたネジを用意しましょう。

・その他のDIY道具一式
※ノコギリ、木工用ボンドなどDIYで最低限に必要な道具を揃えておきましょう。

難易度:★★★☆☆基本的なDIYの経験があれば作成可能です

作業は“切る”“組み立てる”というような基本的なDIYの作業で作成できます。

作成する部品の確認

上の図は今回作成する棚の組み立て位置を示すものです。別途部品サイズ表も用意致しました。

「組み立て位置」と下記の「部品サイズ表」を参考にパーツの作成を進めましょう。部品の切り出しですが、上記の部品サイズに合わせて予め切り揃えておきます。ホームセンターなどでは1カット30円程で加工できることから、材料の切断に自身がないという方は、このようなサービスを利用しましょう。

部品サイズ表の③、④、⑤、⑥は1×4を2枚合わせて作成します。※今回の部品では6フィートをそのまま使うことから、部品の切り取りは②と⑥の2箇所のみとなります。

部品の加工~部品へのマーキング~

部品の切り取りは作業が簡単ということから今回は省略し、棚板を組み合わせのための部分へのマーキング作業を行います。この作業を行うパーツは①×2、②×1、③×1、④×2の合計6本の加工を行います。部品サイズ表のサイズに併せてラインを引きます。※ここを中心に棚の組み合わせを行うことから、サイズはしっかりと測るのがポイントです。

ラインを付けた場所を中心に左右に10mmに印を付けます。※1×4の板幅は約19cmなのですが、1×4は割れやすいということから少し余裕を持ってサイズを決めます。

パーツの判別を行えるように、セロハンテープなどを利用して目印を付けておきましょう。※似たようなパーツが多く目印がないと混乱してしまう事から、分かり易くすることで作業を円滑に進めることができます。

さて、全てのパーツにマーキングを行い短い部品である②以外を並べたのが上の写真です。※面倒な作業ですが、正確なマーキングは完成に繋がりますので慎重に行うのがポイントです。

部品の加工~ダボ継ぎ作業~

ダボ継ぎ作業を行う部品は③×1、④×2、⑤×3、⑥×2の計8本です。基本的に同様の作業を行うので、代表的な作業のみを紹介します。

最初に木を合わせ、ダボ継ぎを行う箇所に目印を付けます。6フィートの木材の場合には最低でも3箇所のダボ継ぎを行いましょう。※ダボ継ぎは多ければ多いほど、仕上がりも頑丈になります。

目印を付けた場所に“差し金”などを使用し水平なラインを引きます。

続いて木材の中心部分の割り出しには“コンパス”を使用すれば簡単に測ることができます。

上の写真のようにダボ継ぎ部分にマーキングを行います。

続いて、穴あけですが、ドリルがずれてしまわないように、“千枚通し”や“錐”などを使用して下穴を開けておきます。

マーキングの箇所にドリルで穴を開けます。

ダボ穴を開けたらダボを挿し込みます。

長い部品のダボ継ぎを行うということから、位置がずれていないかを確かめるために一度、“仮組みを”行います。※この時に“ダボが入らない”という場合には位置をずらしてダボ穴を新たに開けるのも一つのポイントです。

ダボ穴に問題が無い事を確認したら、木工用ボンドをダボ穴に注入します。

木工用ボンドを注入した穴にダボを挿し込みます。

木ハンマーで軽く叩きダボを固定します。

ダボによってあわせる部分以外にもボンドを塗布します。

ダボを合わせれば1×4板から1×8の板になります。※今回は棚の奥行きは8インチ(180mm)で作成しましたが、奥行きが必要な場合には、もう一枚ダボ継ぎを行いましょう。

正確にダボ継ぎを行っても1×4の木材そのものに歪みがあります。そこで、万力などを使用してある程度修正することができます。※木の合わせ目に塗った木工用ボンドは、この歪みを直すために重要な手順なのです。木工用ボンドが乾燥するまで1日程度作業を中断します。これで“ダボ継ぎ作業”は終了です。

部品の加工~組み合わせ部分の加工~

部品のマーキングとダボ継ぎが終わったら、組み合わせ部分の加工です。

マーキングをした箇所までノコギリで切ります。※1×4材は板の厚さが19mm程度です。1×4材は割れやすい材料なので、切り込みの幅は20mmとやや余裕を持たせるのがポイントです。

切れ込みを入れる材料全てを加工したのがたのが上の写真です。一つ一つ加工するのも良いのですが、今回は作業数も多い事から作業をまとめて進めましょう。

“のみ”を使って組み合わせ部分を欠きます。※1×4材は軽く叩けば簡単に欠くことができます。この作業に関しては1×4材の“割れやすい”という欠点が良い方向に働きます。

上の写真では垂直に欠くことができましたが、節や木目によって曲がってしまう場合もあります。綺麗に組み合わせるためにも、曲がった場合には修正しましょう。

これで、全ての部品加工は終了です。※材料は分かりやすいように並べて管理すれば部品の取り違いなども無く作業の円滑化に繋がります。

棚の組み立て~部品の組み合わせ~

さて、いよいよ棚の組み立てです。今回作成する棚は非常に大きなものであることから、十分な作業スペースを確保してから作業を行います。上の組み立て位置を参考に組み立てを進めましょう。

パーツ③とパーツ②を組み合わせます。各パーツを軽く挿し込みます。※この時に組み合わせがきつい場合にはヤスリなどで削り調整しましょう。

木ハンマーで軽く叩いて組み合わせることのできる程度がちょうど良いサイズで。※強く叩くと木が割れてしまう可能性もあるので、きつい場合にはサイズ調整が必要です。

組み合わせたのが上の写真です。この要領で全てのパーツの組み合わせを行います。

パーツ③にパーツ①を左右に組み合わせます。

縦板の組み合わせが終わったら、続いて上段のパーツ④を組み合わせます。作業スペースの問題などから、この組み合わせが終わったら棚を壁に立てながら作業を行います。

ここまで組み上がった棚を設置する壁に立て掛けます。※ここからは転倒に注意しながら作業を進めましょう

下段のパーツ④を組み合わせれば、パーツの組み合わせは終了です。

棚の組み立て~外枠の組み立て~

棚の組み合わせの次ぎは外枠の組み合わせです。棚の固定にはネジを使用します。

棚は上の写真のように組み合わせるのですが、実際の作業ではネジ止めを行えるように作業スペースを開ける必要があります。

上の写真のように壁の段差があることから壁との密着ができません。今回の棚では壁を棚の奥板の代わりにします。そのため壁との密着は必要不可欠なので、段差の部分に切り込みを入れます。

段差の分だけ切込みを入れます。今回は、側面に配線などを沿わせることから多少余裕をもった加工を行います。

必要な部分にマーキングを行います。

切込みの加工同様に板に切り込みを入れます。※切り込みは木目に逆らう方向から入れるのがポイントです。

木目の方向から“のみ”を使用して欠きます。

軽く叩けば上写真のように綺麗に欠くことができます。

パーツ⑥の加工を行います。パーツ⑥は床に接する部分である事から、足が当たる可能性もあることから、面取り作業を行います。

面取り作業はヤスリで行います。1×4材は柔らかい素材である事から、簡単に削ることができます。

面取りは角が無くなる程度で十分です。

パーツ⑥と横板であるパーツ⑤をつなぎ留めます。上の写真のように、パーツ⑥にパーツ⑤が乗るようにネジで固定します。※段差のために欠いた部分に合わせるのがポイントです。

ネジをドライバーで留めます※1×4材は柔らかいのでドライバーでも簡単に締めることができます。ただ、節など硬い場所もあるので電動ドライバーがあれば作業を簡単に進めるられるでしょう。

パーツ⑥は床に接するということから、ネジは木材に潜り込ませるように強く留めましょう。※ネジを強く締めるのは、床を傷つけない為にも重要なポイントです。

一度棚の設置する位置にパーツ⑤⑥を立てて確認します。

パーツ①と⑥を固定します。今回の棚は作業を簡単にできるように横板と立て板を配置しています。少々ややこしいのですが、①と⑥の固定はパーツ①の側面にビスを固定させます。

棚の横板の固定作業では、1×4材は板の曲がりなどもあることから棚板と同じ高さになるようにサイズを測りながら作業を進めましょう。

ビスは1枚の板ごとに2箇所留めましょう。

棚板が平行になっているかを確認しながら、外枠であるパーツ①と棚板の設置する3箇所をネジで固定しましょう。

これで左側の外枠の完成です。

続いて右側の外枠を取り付けます。パーツ⑥の面取りを行います。

左側とは反対の位置でパーツ⑤⑥を繋ぎ合せます。

平行になるように長さを図りながらネジで留めれば左右の外枠は完成です。今回は出来る限り木材を切らないしないように棚を作成しましたが、木材をカットした場合には切り口によって棚が歪んでしまう場合があります。棚が歪んでしまった場合には、補強などを行い棚の歪みを修正するようにしましょう。

つなぎ目が心配な場合には、上の写真のように木工用ボンド塗れば繋ぎ目が強固になります。

最後に上の枠にパーツ①を乗せネジで留めれば棚の作成は終了です。

上の写真は横から見た完成写真です。壁一面を棚にすることで、収納スペースが広がり無駄な家具を削減できることから部屋を広く利用することができます。

まとめ

自分の部屋に合わせて棚を作ることで、収納スペースを有効に使用することができます。今回作成した棚の中心部分の900mm×600mmのスペースには一般的な液晶32型テレビを収納することができることから、テレビラックとしても使用することができます。壁にピッタリ収まる壁収納では、今後“棚にドアを取り付ける方法”や“地震対策”についても”ご紹介いたしますので、是非参考に壁収納を作ってみましょう。

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